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NPO法人島根糖尿病療養支援機構から研修会・講習会のご案内

島根県糖尿病療養指導士  第8期 第6回研修会を終えて

平成26年5月31日(土)、6月1日(日)の2日間、松江赤十字病院にて研修会が行われました。

第8期の第6回研修会は認定試験前の総仕上げの研修です。
連日、好天でとても暑くなりましたが、みなさん力強く研修に望まれました。
今回、第7期 チーム出雲は受付・会場係、ポスター係を担当させて頂きました。簡単ではありますが研修会の内容をご報告させて頂きます。

5月31日(土)13:00~14:30
講演「糖尿病患者の心理と行動」
講師 石井 均 先生 奈良県立医科大学糖尿行学教授


糖尿病は自己管理が大切である。
「人を動かすのは難しい」
「人を動かすことは人が動くことを助ける」ということである。
恋愛に例えて説明をされました。1回だけアプローチをしてもすぐには恋愛には発展しない。
患者さんにとって自分の事を心配してくれることが、患者さんを動かすことになる。
テレビ番組に石井先生が出演されたDVD視聴をしました。(ヒポクラテスの誓い)
糖尿病の治療の主役は患者であること。
石井先生の実際に行っておられる他職種参加の、糖尿病チームを紹介されました。カンファレンスを行ってていねいに患者さんにかかわっていくことの重要性を説明、先生が長く付き合ってこられた患者さんが出演し、「先生は友達のような関係」と話されています。
◎強制的に患者の行動を変えることはできない。
◎糖尿病治療の目的は合併症の予防だけではなく健常者と同じようにQOLを維持すること。
  QOLとは身体的、社会的、心理的な要素がある。
  たとえば、痛み、外出の制限や仕事の問題、不安などが糖尿病のためにあるという事は健常者と同じとは言えない。世界の中で統計を取ると日本は検査Hba1Cは頻回に調べているが、足の観察や心理的な観察は低く、これから見ていかないといけない。
多理論統合モデル(糖尿病変化ステージ)
「いつ変わるか」「どう変われるか」「どうかかわるか」が大切である。
目標をかかげるのは誰のためなのか。医療者のためではなく患者さんの為にあげないと
結果は得られない。変化ステージの対応について丁寧にお話されました

14:40~15:40
ロールプレイ 1 
講師 菊池清美先生 鳥取大学医学部


研修生が輪になって座り、相談者と接するうえで、傾聴がより大切であること、また傾聴における重要な点(安心できる位置と距離、相手に関心を持っていることを示す態度、声のトーン・スピード、自己一致など)についての講義があった。

15:40~17:00
ロールプレイ 2
講師 内藤潤美先生 松江記念病院


3名ずつのチームになり、患者・CDE・観察役に分かれ事例3例に沿ってロールプレイを行った。
各チームでのロールプレイ後、事例ごとに全体での討議を行った。
そして、最後に代表がシナリオを使って皆の前で実演した。
CDE側も自己一致が大切で、相手の思いを引き出せる、また上手くいくとやる気を引き出せるため、本音を出せるようトレーニングすることが必要である。医学的正しさから時には距離を置いて相手を尊重するエンパワーメントが大切であり、多強調文職種がチームワークとしてエンパワーメントを行うことが重要であると学んだ。

17:40~18:00
ポスターセッション(フリーディスカッション)


今回7期生は、CDE取得後の2年間の自分たちの様子を近況報告として、ポスター発表しました。フリーディスカッションを行い、8期生、7期生にとって有意義な時間となりました。

18:00~19:10
グループワーク 3
講師 岡 香代子先生 安来市立病院

6月1日(日)8:30~10:00
パネルディスカッション 
「島根LCDEを取得して~その後の活動と今後の展望~」

・島根LCDEを取得して~2年間の活動と今後の展望~ (前田こずえ)
 院内活動、院外活動で取り組んでこられたことを発表されました。今後、院内活動では定期的な眼科受診の継続的な支援ができるような体制作りを整えていきたいこと、院外活動では地域のCDEとのネットワーク作りをしていきたい等話されました。
・薬局薬剤師にできること。自分(キャラ)ができること。 (村田周一)
 薬局薬剤師として自分にできることは、患者さんが病院で指導を受けたことを薬局で再確認し、これから何をしたら良いのかを一緒に考えることだと思う、と話されました。また、名刺サイズの眼科受診勧奨カードを作り、各店舗の薬剤師と協力して患者さんや家族に配る活動に取り組んでいることを発表されました。
・訪問リハビリテーションにおける糖尿病運動療法の現状と課題~LCDEとしての関わりを通して~ (小笹靖)
 ほぼ寝たきりだった方が訪問リハビリ、自主トレーニングを通してほぼ半年で歩行ができるようになり、運動習慣がついた症例を発表されました。運動療法には小笹さん考案の「ストレジポール」を紹介されました。糖尿病治療の中で医師・患者側双方において運動療法の意識がまだまだ低いことが今後の課題であると考えておられます。
・CDE取得後の活動~当院での糖尿病啓発イベントについて~ (糸川佳容子)
昨年度、中央病院にて糖尿病療養支援委員会のイベントWGで行った「11月14日 世界糖尿病デー」のイベントでの活動を発表されました。このイベントは昨年度初めて行われました。今年度も行う予定とのことで、昨年度の反省を生かして実施される予定です。
・LCDEを取得して 2年間の活動について (石橋明子)
行政での栄養相談にて、缶コーヒーを加糖から無糖に変え、HbA1cが改善した症例を発表されました。安来糖尿病療養指導士会会員としての活動については、活動に参加することが療養指導士のモチベーションの維持に繋がっていること、イベントに参加することで横の繋がりができた、と話されました。

総合討論では、8期生はこれから試験があるが、その先には楽しい仕事・役に立つ仕事ができると分かったと思う、と安原座長よりコメントがありました。

この度のパネルディスカッションは8期生にとって、今後島根LCDEとして自分なら何ができるのか、やってみたいのか、を考える良い機会になったと思います。

10:10~11:40
グループワーク 3
講師 岡 香代子先生 安来市立病院


8期のみなさんで、実際の指導体験などもふまえて活発な討論がなされました。


第7期チーム出雲一同
2014-07-22 : 研修会・講習会 :
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